"オリンピック"カテゴリーの記事一覧
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調布グリーンホールを確保してから、腹に力が入った。
金属アレルギーでかゆい手にもあまり意識がいかない。
ごはんも、栄養考えなければ、野菜とらなければ、果物食べなければ
オリンピックまで体もたない。
映像どうしようか。
集客どうしようか。
通訳どうしようか。
自分が感動するものはなんだろう。
いつも考えている。
毎日すべてが、そこに向かっていく。
お葬式で久しぶりにあった人も
あ、あの人がいる。
映像はあの人ができる。
とか考えている。PR -
3時に無事に一番で並ぶと、その後1時間ほどして40代ぐらいのI青年が私の隣に並び、「会議室系ですか?ホール系ですか?」と聞いてきた。「ホール系です。」と言ったら「ほっとしました。かぶらないです。二人とも大丈夫ですね。」といった。
趣味のアナログゲームのサークルの場所をとるため、抽選に落ちると3時半からいつもならんでいる常連青年だ。趣味のゲームとアトラクションに、迷いなく没頭している人だ。並んだ先着3名はほぼ大丈夫だという。
23日のグリーンホールの倍率が高いということ、そして、直で行っても、電話でもインターネットでも、同様の9時スタートだということが、私の懸念だったが、実は並んでいる人にはやはり特典があり、開始30分前に整理券1番から希望を書かされて、10分前ぐらいに並ばされ、5分前には受付3か所に分かれてスタンバイ。9時に入力してもらうが、そのパソコンもほかの受付と違い、つながりやすいらしい。
つまり、狙っているたった一日、2020年7月23日は、私が1番に並んでいるということでほぼ、安心ではないかと思われる。
ネットに二人、電話に二人の協力者も頼んでいる。なんだか、ここに至る昨日からの苦労が、いつもやっている徒労にはならず、今回は報われるのではないかということ、そして、3時から9時までの6時間をこの陽気な青年や、あとに並んだ三味線弾きと代理人女性としゃべって過ごしていたことでとても楽しく過ごせた。途中で警備の人に、「まだ寝ている人がいますので。」と注意されたほどだ。
7時に室内に入り、そして8時半。彼の言っていた通り、受付嬢がやってきて、「こちらを記入してください」と希望日時その他紙に記入した。その後ロビーステージ前に並ばせられ、私が一番に受付についた。すべて、I青年の言った通り。
受付嬢は赤い髪の女性で、厳粛でいて、困ったような不思議な表情をして、「これは日曜日でいいんですか。」「二階席はとりますか」など言葉少なに聞いて、いやに丁寧に紙をパソコンの横に並べ、ペンをまっすぐにしたりする。気のせいか、すこし手が震えるような感じにも見える。早く入力してほしい、と思ったが、その時、ぴ・ぴ・ぴ・ただ今58分50秒。などと時報の音が耳に入った。
そうか。この受付の女性は何としても目の前の私の希望をゲットするために、全てを緊張しながらスタンバイしているところなんだと気付いた。
一番に並んだ人の入力を代わりにするということはそういう大変な役目なのだ。
そして、ぴ・ぴ・ぴ。9時です。の合図。
キーボードの連打の音、そして無表情にパソコンに向かい打ち続ける受付嬢。私は目をそらしながら、心で祈っていた。私の一生がかかっている。という気がしていた。
「取れました。安心してください。」と女性がほっとした笑顔を向けた。
なんか涙が出た。
最後は簡単に取れたように見える抽選だが、結局すべて落選した最初から何か不思議な手が沢山入っているような気がする。
私が突き進んでいく道が今、開けた。 -
7月1日2時55分、地元施設Tに到着。
いちばんのりだ!
6月最終日、オリンピック7月抽選はすべて落選し、施設Tのキャンセル待ちの結果は、やはり全てダメだった。29日が空いてはいたものの、となりのMホールが確保されているため、太鼓の演奏が難しい。
明日並んでとる必要もないかと、ふと、地元ホールGの状況を確認してみる。
するとなんと、抽選対象からも外れ、借りることができなかったはずの、ホールGの23日と24日が空きになってるのを見て、驚き、目を疑った。
どうも、ホール自体が企画していたイベントが中止になったのではないかと思われる。
キャパは1300。恐る恐る確保しようとしているTホールの3倍近い。
近所の人を詰め込んでもとても埋まらないサイズだ。
受けた会社に送ろうとしていたポートフォリオ作成もまったく手につかなくなった。どうしよう。明日の朝までに決めなくては。ど素人がいきなり1300のホールを借りて、どうやって埋めたらいいのか。
でも、心のなかではなにかが、また鈍いけれどじわじわと強い力で自分を前に押し出そうとしている。
音楽パートナーのドンに電話をかける。いつも大変な決断の時にはドンは電話してもいなかったり、不思議に雲隠れする。でも今回は彼がどういう反応かを確かめなくてはならない。
結局数回かけてもダメなのでメールで伝えると、電話来る。
うーん。キャパ2倍以上か。やってみる?(ドン)
ほんと?すごいね。即決だね。(わたし)
こうやって、少しずつプロみたいになっていくわけだよ。(ドン)
いやあ、最後だよ。今までの総決算だよ。何のためにやっていたの?って聞かれたらこのために頑張ったんだっていえるからね。和楽器やってきたことが、オリンピックで外人さんに聴かせられるという大きい価値になるよ。(私)
何で最後なんだよ?俺はまったくオリンピックに頑張る気も、外国人に聴かせることに頑張る気もないよ。次の目標として先のことを見据えてやる。終わりだとか集大成なんて言われると、なんの為にやっているのかわからないよ。(ドン)
Tホールを二回とる、ということも、一瞬「無謀だよ。」といいながら、すぐに「やってみるか?」といった彼は、それが今度はキャパ3倍のGホールに変わったというのに、前先を見据えて、一緒にこの計画に乗ろうとしている。恐れず、迷わず。今までコンサートどころかミニライブさえ企画したこともない私のこの無謀な計画に。私は、言葉を失った。
黙っていたら、わかった?アンダスタンド?と、なんだかニヤニヤしているような声がした。
電話を切って、すぐに9時からの追加応募に全面的にとりかかる。
明日の九時に、直接来館応募、電話応募、ネット応募のすべてが同時に始まる。
来館の場合は、9時受付前、7時に警備入り口で整理券をもらい、中にはいって二時間待つ。そこまで苦労しても、下手すればネットが早いかもしれない。でも、家でぼんやり待ってなどいられない。
まずは、警備入り口にいちばん乗りにならなくては。
そして、朝3時にでようと、10時には床についた。結局目が覚めてしまい、30分早くに現地に向かった。
トイレに行っている間に場所をとられたらいけないので、車イス使用者の特権の武器である、リハビリパンツを久々にはいた。
駐車場も開かない、電車も動かない夜中の2時半だ。
そして今、意気揚々と、ここでスマホをいじっているのだった。 -
ボランティアで、琴や胡弓を演奏している。
車イスで、アラフィフ女性である。
今月会社をやめることにした。
同時に500名のホールの抽選まちである。
2020年7月と、8月に一回ずつ取る。勿論初めてのことだ。
今までは、他に趣味がないことから必然的に、頼まれるままに昔とった杵柄で歌や琴を弾いていた。車イスになってから、女優にもなれないので、いつの間にか音楽に足を踏み入れた。
最近は自分で楽譜を書いて演奏している。
数年前から、オリンピックにコンサート、と口に出していうようになった。
たまにしか言わないけれど頭にいつもあった。
最近、ふと、想定していた会場の抽選日を見たらオリンピック期間は来月から募集だった。
生きているか死んでいるのかわからない毎日。先は見えているので、今、元気なうちにやってみることにした。