[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
3時に無事に一番で並ぶと、その後1時間ほどして40代ぐらいのI青年が私の隣に並び、「会議室系ですか?ホール系ですか?」と聞いてきた。「ホール系です。」と言ったら「ほっとしました。かぶらないです。二人とも大丈夫ですね。」といった。
趣味のアナログゲームのサークルの場所をとるため、抽選に落ちると3時半からいつもならんでいる常連青年だ。趣味のゲームとアトラクションに、迷いなく没頭している人だ。
並んだ先着3名はほぼ大丈夫だという。
23日のグリーンホールの倍率が高いということ、そして、直で行っても、電話でもインターネットでも、同様の9時スタートだということが、私の懸念だったが、実は並んでいる人にはやはり特典があり、開始30分前に整理券1番から希望を書かされて、10分前ぐらいに並ばされ、5分前には受付3か所に分かれてスタンバイ。9時に入力してもらうが、そのパソコンもほかの受付と違い、つながりやすいらしい。
つまり、狙っているたった一日、2020年7月23日は、私が1番に並んでいるということでほぼ、安心ではないかと思われる。
ネットに二人、電話に二人の協力者も頼んでいる。なんだか、ここに至る昨日からの苦労が、いつもやっている徒労にはならず、今回は報われるのではないかということ、そして、3時から9時までの6時間をこの陽気な青年や、あとに並んだ三味線弾きと代理人女性としゃべって過ごしていたことでとても楽しく過ごせた。途中で警備の人に、「まだ寝ている人がいますので。」と注意されたほどだ。
7時に室内に入り、そして8時半。彼の言っていた通り、受付嬢がやってきて、「こちらを記入してください」と希望日時その他紙に記入した。その後ロビーステージ前に並ばせられ、私が一番に受付についた。すべて、I青年の言った通り。
受付嬢は赤い髪の女性で、厳粛でいて、困ったような不思議な表情をして、「これは日曜日でいいんですか。」「二階席はとりますか」など言葉少なに聞いて、いやに丁寧に紙をパソコンの横に並べ、ペンをまっすぐにしたりする。気のせいか、すこし手が震えるような感じにも見える。早く入力してほしい、と思ったが、その時、ぴ・ぴ・ぴ・ただ今58分50秒。などと時報の音が耳に入った。
そうか。この受付の女性は何としても目の前の私の希望をゲットするために、全てを緊張しながらスタンバイしているところなんだと気付いた。
一番に並んだ人の入力を代わりにするということはそういう大変な役目なのだ。
そして、ぴ・ぴ・ぴ。9時です。の合図。
キーボードの連打の音、そして無表情にパソコンに向かい打ち続ける受付嬢。私は目をそらしながら、心で祈っていた。私の一生がかかっている。という気がしていた。
「取れました。安心してください。」と女性がほっとした笑顔を向けた。
なんか涙が出た。
最後は簡単に取れたように見える抽選だが、結局すべて落選した最初から何か不思議な手が沢山入っているような気がする。
私が突き進んでいく道が今、開けた。
コメント