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『オリンピック延期』。
ついこの間、4週間の猶予を、と言っていた二日ほどの間に、急転直下。延期が決まった。
1週間ぐらい前から、もし延期になったら…という相談をずっとドンとしていた。
『もしダメだったらと考えると、意気が落ちるから、オリンピックがなくなってもやる方向で行こう。』と私が言うと、『いや、縮小したほうがいい。どちらか一日にしよう。』とドンは言った。
それは、ドンの最初からの意見だった。1300キャパのホールはほんの5分程で決断してくれたドンだったが、2回やることに関しては最後まで反対していた。そこを説得して今回の企画になったのだ。
『オリンピックの時に、日本の音楽を。』
このテーマがなかったら、大きなコンサートを開こうとは考えなかった。このテーマが全く知名度もない私にも、何か特別で奇跡的なチャンスを与えてくれるのではないかという希望を感じていた。
オリンピックがないのに、オリンピック期間前後に2回開催しても仕方がない。これが一つ目の結論。
次の選択はオリンピックの延期に合わせてもう一度リベンジするかどうか。
たづくりで2回やるということが当初の計画だったのだし、たづくりで1度やって、来年本当のオリンピックでもう一度やってはどうか。とドンに言った。
『なおちゃん、すごいね。』ドンにそんなことを言われたのは初めてだった。『すごいけど、次のことを考える必要はないよ。自分も来年やれるかといわれると、自分はわからない。』実際、考えると、私自身、もうこれ以上失業状態を続けるわけにはいかない。
また、今面白いメンバーが集まり、いいものができ始めている。幸いにして早めに練習を開始したため、たとえコロナで一人一人が引きこもったにしても、録音して都度共有したこともあり、やるべき課題ははっきりしている。
このメンバーを来年また集めるのは難しい。リベンジは考えない。これが二つ目の結論
次の選択は、ひとつにするなら、どちらの会場にするか。
イメージできるし、手が届きそうなのはたづくりだ。もし2回やるとしてもたづくりが理想。しかし1回だとしたら?そして、取材を自らもちかけ、集客に必死になったあのエネルギーを生み出したのはなんだったか?
私は思い出す。夜の3時に家を出て、4人の友達に電話を頼み、たった一日突然空いたグリーンホールを取った日のこと。取れました、と赤毛の受付嬢が言った時の感動。
そういうわけで、以下の文章をホームページに掲載することにした。
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”コロナの速やかな終息と、世界の平和と秩序が戻ることを祈ります。”
オリンピックは延期になりました。イベントは軒並み中止になっています。
オリンピックの機会に「日本の音色」を奏でることで、調布から平和の祈りを世界に発信する、という夢をもって始めたこの企画です。
イベント中止は考えていません。 この企画でつながり始めた人の縁を大切にして、今しかできない方法を模索していきたいと考えています。
日程は7月23日(木・祝日)のみの開催に変更いたします。
まえだなおこ・福原幸三郎
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